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2022.02.08 フィリピン人採用外国人採用ノウハウ特定技能

外国人エンジニアを採用するメリット・デメリット

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外国人エンジニアを採用するメリット・デメリット

近年は国内のIT人材不足が原因となって、外国人エンジニアの需要が高まっています。
外国人エンジニアの採用には、メリットとデメリットの両面があります。
外国人エンジニアの特性は企業にとってのメリットになり、将来の発展につながることもある反面、デメリットを生むこともあり、上手に対処できなければ職場におけるトラブルの原因になります。

そこでこちらでは、外国人エンジニアの採用におけるメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

外国人エンジニアは人員不足を補う存在として注目されている

外国人エンジニアを採用するメリット・デメリット

日本国内で働く外国人エンジニアの数は年々増加し、今後もその傾向は続くことが予想されます。
法務省の在留外国人統計を参考に「技術・人文知識・国際業務」の資格を持つ外国人労働者の数を追ってみると、2012年の約12万人からその数は増え続け、2019年には27万人をも超える数に至っています。
2012年の人数からたった7年間で2倍以上の外国人エンジニアが国内で働くようになっていることが分かります。

その一方で、日本国内におけるIT人材不足は深刻な境地にあり、経済産業省が提示した「IT人材需給に関する調査(2019年)」によれば、最悪の場合2030年には約45万人のIT人材が不足するというデータが紹介されています。
日本のIT企業はこの先の人材不足に備えて、今から自社を支えるエンジニアの確保が求められます。

外国人エンジニアを採用するメリット

外国人エンジニアを採用するメリット・デメリット

外国人エンジニアの採用には、以下のようなメリットがあります。
人材不足の解消や社内のグローバル化に加えて、エンジニア業務全体の活性化に繋がることが期待されます。
各メリットの詳細を確認し、外国人エンジニア採用を本格的に検討してみてはいかがでしょうか。

優秀なエンジニアを獲得できる

外国人エンジニアの採用は、優秀な能力を持つエンジニアの獲得につながることが多いです。
海外のエンジニアは日本と比較して専門的な教育を受けている人が多く、若い年齢でも即戦力として活躍できるケースも珍しくありません。
基礎レベルのエンジニアを育成する手間がかからず、採用後すぐに仕事を任せられる優秀さに期待できる点は、外国人エンジニアを雇うメリットです。

優秀な外国人エンジニアを獲得しやすい理由のひとつに、海外の就職事情も関係しています。
国によっては、どれだけエンジニアとしての能力を磨いても、それに見合った賃金や労働環境を得られないことがあります。
そのため優秀なエンジニアほど、給与水準が低い国やインフラの整っていない国で就職活動をするよりも、人材不足で就職しやすく、給与も高めの日本に出稼ぎにくるケースが多いのです。

優秀なエンジニア人材を探す場合には、国内エンジニアだけに的を絞るのではなく、外国人エンジニアの採用も積極的に行っていくことがおすすめです。

海外進出の足がかりになる

外国人エンジニアの採用は、企業にとって海外進出の足がかりになり得ます。
事業展開を予定している国のエンジニアを獲得すれば、言語の壁をフォローしてもらったり、現地の責任者として働いてもらったりといったことも可能です。
エンジニア以外の仕事も任せられるため、外国人労働者という特性をより有効活用できるでしょう。

近年はあらゆる業界が国内だけでなく、海外のユーザーをターゲットに事業を進展させています。
しかし、社内に日本人スタッフしかいないと、海外のトレンドを正確に把握できなかったり、海外の文化に対してズレたアプローチをしてしまったりといったケースも多いです。

外国人エンジニアを採用すると、そのスタッフの意見も参考にして、海外の感覚を自社に取り入れることも可能になります。
海外進出のプロジェクトを進行させる際には、外国人エンジニアもチームに参加してもらい、具体的な提案やサポートを促すのがおすすめです。

もちろん、採用したばかりの外国人エンジニアに対して、海外進出のプロジェクトを担わせるのは難しいです。
外国人エンジニアのなかには、まだ日本での生活に慣れていない人も多いので、入社して間もないタイミングで責任のある仕事を任せるのは時期尚早かと言えます。
まずは国内向けの通常業務に慣れてもらい、社内でのコミュニケーションがスムーズに取れるようになってから、海外進出での役割を任せることがおすすめです。
また、最初から海外進出のプロジェクトを任せる予定があるのなら、採用時に伝えておくのもポイントです。

外国人エンジニアを採用するデメリット

外国人エンジニアを採用するメリット・デメリット

外国人エンジニアを採用することには、デメリットもあります。
しかし、事前にデメリットの内容と対処法を把握しておくことで、問題の発生を未然に防止することができます。
以下を参考に、外国人エンジニアの採用時に考えられるデメリットをチェックしてみてください。

考え方の違いがトラブルの原因になることも

外国人エンジニアを採用する際に注意しておきたいのが、日本人との「考え方の差」です。
日本の文化では当たり前のことでも、外国人エンジニアからすれば受け入れ難い習慣(例えば残業など)があります。
逆に外国人エンジニアの働き方や仕事への姿勢が、日本人エンジニアにとってストレスになる可能性もあるでしょう。
そういったギクシャクした状況が続けば、人間関係のトラブルに発展する可能性もあります。

この考え方の違いは、「どちらが悪い」という解答がないため、妥協点を見つけてトラブルを避けるのが基本的な対処法です。
決して外国人エンジニアの文化や習慣を否定しないように、お互いに歩み寄ることを意識しましょう

在留資格の管理など採用に手間がかかる

外国人エンジニアを採用する場合、日本人を雇う場合よりも手間がかかる点はデメリットと言えます。
例えば就労ビザ取得をサポートしたり、在留資格をきちんと持っているか確認したりといった、手続き面での手間がかかります。
外国人の採用に慣れてくれば手続きもそれほど難しい内容ではありませんが、はじめて外国人を採用する場合
にはデメリットのひとつになるでしょう。

また、外国人労働者を10名以上採用したときには、社内に専任の管理責任者を設定しなければなりません。
そういった見逃しがちなルールを確認することも、外国人エンジニアの採用時にかかる手間となるでしょう。

まとめ

外国人エンジニアの採用には、企業にとってメリットになる部分とデメリットになり得る部分の両方があります。
それぞれの詳細を確認して、メリットは自社の発展に活かせるように、デメリットは未然に防止できるように努めましょう。

株式会社ケイエスケイでは、外国人を雇用する際に必要なサポートを幅広く行なっています。
外国人雇用に関しての専門的知識も広く持っていますので、外国人雇用について何かお困りの際には是非一度ご相談ください。

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参考:
https://www.workjapan.jp/information/column/hiring-foreign-engineer.html
https://global-hr.lift-group.co.jp/46
https://global-saiyou.com/column/view/31

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