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2021.05.17フィリピン人採用

特定技能に必要な「技能試験」と「日本語試験」とは?

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特定技能「技能試験」

外国人の方が日本で働くためには、在留資格(ビザ)を取得する必要があります。
日本国内の労働力不足解消のために、新たに「特定技能」と呼ばれる在留資格が設けられました。
特定技能は「1号」と「2号」に分かれており、現在は特定技能1号が運用されています。特定技能2号に関しては、2021年より試験開始の予定です。

特定技能ビザをとるには、「技能試験」と「日本語試験」をパスしないといけません。
本記事では、ビザ取得に必要な「技能試験」と「日本語試験」について、詳細を解説していきます。

特定技能ビザ取得では試験の合格が必須

特定技能ビザ取得

特定技能ビザを取得するためには、各業種で求められている「技能」、円滑なコミュニケーションをとるための「日本語力」が必要になります。
技能に関しては、「即戦力として働けるか否か」という点が重視されます
知識・経験ともに求められるため、「日本で初めて、対象の業種で働く」という形では特定技能1号の取得は難しいです。

技能・日本語力を証明する方法は「各種試験に合格すること」です。
試験に合格することで、一定水準以上の知識・経験があると判断される形です。

技能実習2号を修了した人は試験が免除される

特定技能1号を取得するためには、原則として各種試験に合格しなければなりませんが、例外として「技能実習2号を修了した人」は試験が免除されます。

ただ、技能実習の内容と特定技能の内容がそれぞれ異なる場合は、改めて技能試験を受ける必要があるので注意してください。
技能実習2号を利用して特定技能1号を取得する場合は、将来的に従事したい分野に合わせて技能実習を受けることがおすすめです。

特定技能ビザ取得で求められる「技能試験」とは

特定技能ビザ「技能試験」

技能試験の内容は、対象業種の種類によって様々です。主に「仕事に関する知識が備わっているか」を確認する試験形式になっている点が全体的な特徴です。
各業種、「学科試験」と「実技試験」の2つが行われます。

業種によって出題形式や試験内容が異なります。試験の概略は下記の通りです。

  1. 介護業:〇×形式の選択問題で、介護の基本知識を問う内容です。介護現場で使用する日本語能力も合わせてチェックされます。
  2. 外食業:試験は原則として三者択一式で、外食業に関する知識・技能を備えているか確認されます。
  3. 宿泊業:〇×形式の試験で、宿泊業に関する基本的な知識について出題されます。宿泊業で使用する日本語力も試験を通じてチェックされます。
  4. ビルクリーニング業:学科試験に加えて、判断試験(写真・イラストなどから判断する試験)と作業試験が実施されます。
  5. 自動車整備業:学科試験は〇×形式、実技試験は判断試験の形式となります。
  6. 飲食料品製造業:学科試験・実技試験ともに「日本語」で出題されるため、母国語での受験はできません。
  7. 農業:学科試験・実技試験に〇×形式の試験です。「耕種農業試験」と「畜産農業試験」の2つに分かれています。
  8. 漁業:学科試験は〇×形式、実技試験は多肢選択式で、「漁業」と「養殖業」の2分野からの出題になります。
  9. 建設業:学科試験は〇×形式。実技試験は職種ごとに作業試験・判断試験がそれぞれ実施されます。
  10. 造船・舶用業:学科試験は〇×形式の試験、実技試験では、試験母材を用いた溶接作業が行われます。
  11. 航空業:職種は「グランドハンドリング」と「航空機整備」に分かれており、各職種によって実技試験の内容が異なります。
  12. 素形材産業:使用言語は現地語です。製造業分野の基本的な知識・実技能力のチェックが行われます。
  13. 産業機械製造業:実技試験は職種ごとに作業試験が行われ、基本的な技能を備えているか確認されます。
  14. 電気・電子情報業:他の製造業職種と同様、実技試験で各種作業試験が行われます。円滑に製造作業を行える能力があるか確認がなされます。

在留資格があれば誰でも試験を受けられる

在留資格を持っている外国人であれば、日本での在留経験に関係なく技能試験を受けることが可能です。観光ビザなどで日本に来ている最中に、技能試験を受験することも可能になっています。

不法入国・不法滞在など、ビザを取得せずに日本に滞在している人に関しては、技能試験を受けることはできません。
外国人労働者を特定技能分野に従事させる際は、不法入国・不法滞在をしていないか必ず確認するようにしてください。

特定技能ビザ取得で求められる「日本語試験」とは

特定技能ビザ「日本語試験」

特定技能1号を取得するためには、円滑なコミュニケーションをとるための「日本語力」が求められます。
日本語力を証明するためには、下記の日本語試験を受けて一定以上のスコアを取得しなければなりません。

  • 日本語能力試験
  • 国際交流基金日本語基礎テスト

それぞれ詳細を見ていきましょう。

日本語能力試験

日本語能力試験は、国際交流基金と日本国際教育支援協会の2つの団体が共同で実施している試験になります。

日本語能力試験は、難易度によって「N1~N5」のクラス分けが行われています。

N1:様々な場面で使用される日本語を問題なく理解できる
N2:日常的な場面で使われる日本語の理解に加えて、より幅広い場面で使われる日本をある程度理解できる
N3:日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる
N4:基本的な日本語を理解できる
N5:基本的な日本語をある程度理解できる

N1に近いほど難しく、N5に近いほど易しいです。
特定技能1号の取得のためには、日本語能力試験で「N4」レベル以上の認定を受ける必要があります。

国際交流基金日本語基礎テスト

国際交流基金日本語基礎テストは、就労目的で来日する外国人の方の日本語能力を測定して、基本的な日本語のコミュニケーション力があるかどうかチェックする試験になります。

テストはCBT(Computer Based Testing)方式によって実施され、コンピューターに表示された問題を順に解いていく形式で進められます。

国際交流基金日本語基礎テストでも、試験結果によってレベル分けがなされています。
特定技能ビザをとるには、テストで「A2レベル以上」の取得が求められます。

<A2レベルの概要>

  • 基本的な個人的情報や家族情報、買い物、仕事などで頻繁に使用される文や表現が理解できる
  • 簡単で日常的な範囲では、各事柄について情報交換に応じることができる
  • 自分の背景や身の回りの状況、必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる

流暢に日本語を使える必要はなく、あくまでも最低限のコミュニケーションがとれるレベルで問題ありません。
ただ、ひらがなの読み書きは「最低限」の範囲内に含まれるので、受験者は勉強して準備する必要があります。
問題文で漢字が使われることもありますが、ほぼすべての漢字にふりがなが記載されているので、漢字の知識はそこまで求められません。簡単な単語や表現の意味に関しては理解必須です。

まとめ

特定技能試験

特定技能ビザを取得するためには、「技能試験」と「日本語試験」で合格、もしくは所定のスコアを取得することが条件に含まれます。技能試験ではそれぞれ試験内容が異なるので、受験する業種の試験内容を必ず確認するようにしましょう。

技能試験と日本語試験は、日本国内のみならず東南アジアなど各国で実施されるものもあります。日本で試験を受けることが難しい場合は、現地で受験するのも一つの手ですね。
技能試験・日本語試験をクリアして、特定技能ビザの取得を進めていきましょう。

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