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2020.03.25フィリピン人採用

フィリピン人を人前で怒ってはいけない

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フィリピン人

フィリピン人を人前で怒ってはいけない

フィリピンは「人をほめて伸ばす」文化です。親も学校も、教育の過程で怒ることことはめったにありません。そのため、当然大人になっても人から怒られることに慣れていません。
それが時に、日本人には「プライドが高い」と映ることがあります。日本では、誰かがミスをした時、上司がみんながいる前で「なにやってるんだ!」「こんな簡単なこと、なんでできないんだ!」と怒鳴ること、よくありますよね。昔ながらの日本の職場っていう感じで、今はそういう風潮も変わってきてはいますが……。でもそうやって誰かが怒られている姿を見て、「自分はあんなミスしないようにしないと」と自分の気づきに変えていくのも日本人の習性です。

人をしかるイメージ

ところがフィリピン人は人前で怒鳴られようものなら、次の日にはおそらく出社することはありません……。「怒鳴られるような職場は自分のいるべき環境ではない」と考えるのです。それがフィリピン人の当たり前の感覚なのです。とはいえ、なにか失敗をしたら注意はしなければ業務に支障をきたします。「日本人じゃないから」「違う文化だから」と避けてしまうとコミュニケーションもどんどん破綻していくでしょう。

そういう時は、まず誰もいない部屋に呼んで、1対1で話をしましょう。ミスをしたフィリピン人も自分がミスしたことは理解しています。もしかしたらすでに反省しているかもしれません。でも人前で怒鳴られるのだけは耐えられない。もはや公開処刑に近い。ですので、むやみにプライドを傷つけるのではなく、別室にでも呼んで、ミスした内容を注意してください。そういう手順を踏めば、きちんとミスの意味を理解してくれます。

マルチタスクは苦手なの?

マルチタスクイメージ

フィリピン人の特性として「一つのことに集中して取り組む」という気質があります。日本では、料理をしながらテレビをつけて、リビングで遊ぶ子どもにも目を配る、そんなことは日常的かもしれませんが、実はそれが『マルチタスク』。あれもこれも並行して、きちんとバランスを取りながらやり遂げる。でも実はフィリピン人はそのマルチタスクが苦手なんです。
フィリピン人に仕事を任せる時は、ルールに合わせて一つずつやってもらうようにしましょう。また仕事のルールとして、最初に決めた業務以外は基本的にやらせないようにしましょう。接客なら接客だけ、受付なら受付だけ、調理なら調理だけ、と決められた仕事だけやるというのが常識なのです。スーパーのレジですら、レジ打ちと袋に入れる人が分かれていることもフィリピンのよくある風景なのです。

とはいえ難しく考えすぎることはありません。あくまで一般常識の話をご紹介しているだけです。「マルチタスク? 全然平気だよ」というフィリピン人もいるでしょう。逆に、日本人は「シャイで自分の意見を言わない」とよく言われますが、なんでもズバズバ言う人もいますよね?
大切なことは、「フィリピン人はこうだ」「日本人はこうだ」と決めつけすぎて、目の前にいる人の人間性を枠にはめてしまわないこと。フィリピンの文化や慣習を理解した上で、〈長所もあれば短所もある人間〉と向き合うことがなにより大事です。

フィリピン人は決して怒りっぽいわけでもありませんし、不真面目でもありません。きちんと相手を理解さえしていれば、一生懸命働く姿にきっと好感が持てるはずですし、楽しい職場を作る掛け替えのない仲間になってくれるはずです。彼らが培ってきた文化を尊重した上でコミュニケーションを取れば、マネジメントの質も向上するはずです。

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